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伊勢志摩のインバウンド高単価層誘致に向けて登壇
2024年9月4日、「伊勢志摩インバウンドシンポジウム」が開催され、伊勢市、志摩市、鳥羽市より観光に携わるホテル、タクシー事業者、ガイド、旅行会社、自治体関係者など約200名が参加しました。
シンポジウムでは、「伊勢神宮」を有するもインバウンドがわずか観光客全体のわずか2%であるこのエリアで、高付加価値な体験を求めるインバウンド旅行者をどう受け入れていくか、をテーマとするパネルディスカッションが行われ、パネラリストの1人としてJNEA理事の永谷が登壇しました。
パネルディスカッションには、モデレーターとしてwndertrunk&co.代表の岡本岳大氏、パネリストとして観光庁観光地域振興課先進技術活用推進官の曽我裕子氏、海栄RYOKANS代表取締役社長の渡邊玲緒氏も登壇し、高付加価値とは「高単価だけではなく、地域の価値を伝え、適正な対価をもらいその上で地域が評価され、継続性が生まれる、そうした仕組み全体を意味する。このような取り組みを推進することが重要である」ことが地域の観光事業者に共有されました。
さらには、都市型観光が日本へのインバウンド全体の7割を占める中、インバウンド2%の伊勢志摩としては日本への1回目の往訪が7割の欧米豪に焦点を絞らずに4回目以上が過半数を占める、台湾、香港、韓国の高単価インバウンド層をターゲットとし、地域での高単価のボリュームゾーンである、1部屋7万から15万円を予約率を上げることの重要性や2泊するための施策として、早朝の伊勢神宮参拝の早朝プランや夜のコンテンツ造成、宿泊の重要性などが話合われました。