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京都市と文化庁が「夜の価値創造シンポジウム」を開催。文化庁長官や京都市長ら各界のトップリーダーとともに、国内の幅広い関係者が議論
2024年1月、「京都から日本の夜の価値創造を考える」シンポジウム・ワークショップが開催されました。本イベントは、京都市主催、文化庁共催で実施したもので、JNEAは構想から企画・運営において総合的に協力しました。
京都は観光先進都市であるとともに、長い歴史の中で唯一無二の文化を多数育んできた文化都市でもあります。そのような京都を舞台に、文化・社会・経済の側面から創造的・包括的な夜の価値創造を議論することで、ナイトタイムエコノミーに新たな視座をもたらすイベントとなりました。
シンポジウム
大江能楽堂を舞台に開催されたシンポジウムは、文化庁長官の都倉俊一氏、華道池坊家次期家元の池坊専好氏、パナソニックホールディングス株式会社参与でジャズピアニストの小川理子氏、京都市長(当時)の門川大作氏が登壇。各界を代表するトップリーダーの視点で、「京都から日本の夜の価値創造を考える」をテーマに、夜の文化的・社会的・経済的価値を多角的に捉えた議論が行われ、ナイトタイムエコノミーの新たな方向性を示す貴重な機会となりました。
ワークショップ
ワークショップは、二部構成で実施。
第一部では、京都市内で文化・観光・まちづくりを担う様々なステークホルダーが一堂に会し、ボトムアップで分野横断的な議論やネットワーク構築を行いました。地元の関係者が主体的に関与し、地域ごとの特性を活かしたナイトタイムエコノミーのあり方について意見を交わす場となりました。
第二部では、横浜、川崎、宇都宮、大阪、神戸、伊勢、岡山、広島、福岡など日本全国の様々な都市からナイトタイムに取り組むキーパーソンが集まり、課題や事例のシェアを通じてネットワークを構築しました。
詳細なレポートや関連情報は、京都市の公式サイトに掲載されていますので、ご覧ください。